茶谷産業FOD事業グループは、車載用ディスプレイのような小型サイズの液晶ディスプレイから、98インチサイズの超大型サイズのディスプレイまで、さまざまな大きさに対応する精密貼合加工事業及び付随する特殊フィルム加工事業を行うために、2019年12月に中華人民共和国・蘇州市（中国・江蘇省）に「茶谷精密光電科技（蘇州）有限公司」を設立、1年と少しの助走期間を経て、いよいよ事業開始の運びとなりました。

LCD TVs

「茶谷精密光電科技（蘇州）有限公司」は、SBC事業グループがバックライトで培った製造管理や品質管理のノウハウをもとにして、精密貼合加工では業界トップクラスの技術を持つ企業の技術支援を受け、また液晶パネル中国最大手の京東方科技集団（BOE）のグループ会社である高創（蘇州）電子有限公司の全面的協力を得て、日本の高い技術力を武器に加工事業を展開するものです。

蘇州は三国志で有名な「呉」の都が置かれた町で、歴史的な建造物も多く存在します。

また、運河が市内を縦横に走っており、歴史と水に囲まれているため「東洋のベニス」と呼ばれています。

うなぎやすっぽんの養殖、シルクの生産が主な産業でしたが、近年目覚ましい発展を遂げており、中国第6位の工業都市にまで発展しています。

当社はこの蘇州において、タッチパネルや液晶パネルなどディスプレイ用各種部材の精密貼合を中心に事業展開して参りますが、将来的には電子機器以外の分野にも貼合加工事業を拡大して参ります。

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